絵を楽しく描くことを娘が教えてくれる

絵を描いていると、どうしても人と自分を比べてしまうことがあります。
人は人、私は私らしい絵をマイペースに描いていけばいいんだって
頭で思うことは簡単なんですけどね。

私は裏で(?)二次創作の絵を描く絵師オタクです。
二次創作は描く人のテイストにより化学反応を起こして、キャラクターがいろいろな見え方をします。
そもそもオタクの同人活動は自分のために描いて萌えて昇華させるもののはずなのに
私はいつも、誰かのために描くことを無意識に選んでしまいます。
そしてSNSに漂う数多の絵師さんのイイねの数を確認し、
自分の絵に価値を見出せなくなってしまう。
そう、絵を描くことが苦痛になってしまうんです。

二次創作じゃなければ誰かと比べることはないかもしれないと思いました。
自分のオリジナルならば比べる理由がないからです。
なのに、ストックイラストなどでたくさんダウンロードされたり評価されている作品を見ると
やはり自分の絵の価値を自分で下げてしまいます。
ストックイラストはプロとアマが入り乱れる場所なので戦略や経験や努力で差が出ますけど、
自分はダメだ~って思うとモチベーションが続かなくなって、ある日ぷつりと糸が切れてしまうのです。

私の5歳の娘は絵を描くのが楽しいと言います。
彼女が絵を描くときに必ず私が言うことがあります。

「絵に正解はないから、楽しく好きに描いていいんだよ」

その言葉はブーメランだなって思います。

いつの間にか「この絵は間違えている」と思い込んでしまっている。
この場合の間違いとは、世間のウケがいいかとか多数派のテイストに合わせているかとか。

娘は絵が描けると「みてみてー!」って見せに来てくれます。
目をキラキラさせて、上手に描けたよというオーラをまとっています。
「おえかきは楽しい?」と聞くと、「うん!」と答えます。

娘が楽しそうに描く絵を見ると、いつも「(そうなんだよね)」って思うのです。
自分の心の中で行ったり来たりもやもや感じていることを、
娘がパー――!!っと蹴散らしてくれます。

それでもまたもやもやと雲がかかってくるんですが、
娘が楽しく描いている限りは雨まで降ることはないなって思います。

おまけ 五条先生

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